| 相談概要 | 氏名:T.K 相談建物予定地(市町村までで可): 鹿児島 職業: 専業主婦 年齢: 40 性別: 女性 構造: 木造 竣工予定: 西暦2014年10月 日 何階建て?:地上2階、地下 階 延べ床面積:u( 坪) 工事金額(売買金額)の予定:万円 設計監理料はいくらの予定ですか?:万円 建築様態: 注文建築 |
| 相談内容 | 今新築中で棟上げまで終わった状態で、施工管理が同じ業者に頼んでいます。 現場管理、大工工事すべてがずさんで、図面も打ち合わせと違う幅、高さに変更されていたりでつぎはぎだらけの家になっています。 簡単に謝りやり直すので信用ができません。 ここまできて契約もしているので解約は難しいと思いますが、せめて施工管理を別にしたいと思います。 大工仕事をほかの業者にかえて、今の時点の家の構造が大丈夫なのか詳しく専門家のかたにみてアドバイスをいただきたいと思うのですが、どう探せばよいのかわかりません。 工事も中断したままにするわけいもいかないのでアドバイスを頂けたらと思います。 |
| yorozuの感想 | 本当にどうしてよいのか困っているので、アドバイスいただける機関は助かります。 よろしくお願いいたします。 |
| アドバイザー | |
| 山口 雅克 | 相談内容から察するに、俗にいう代願申請に近い設計施工の建物とお見受けし、工事監理と現場管理を同じ者が行なってると理解して解説いたします。 棟上げが終わった段階なので、在来工法であれば中間検査の時期ではありませんか?(中間検査:木造の骨組みと屋根工事の検査で確認審査機関と瑕疵保証会社の2つの検査があります) 申請の内容と現地が違うと検査に合格しないことがあります。また、打合せと幅や高さが違うとありますが、具体的にはどのような所が違うのでしょうか。 その内容によっては工事に手戻りが生じる可能性もあります。 大工さんを替えたいとのご希望ですが、元請の施工者は大工さんなのでしょうか、工務店さんで監督さんが担当していらっしゃるのでしょうか。それにより対応も異なってきます。 家の構造が大丈夫なのかの検討であれば上記の中間検査で足りると思いますが、その他の諸々の不安を解消して、きちっとした家を手にするには今の時点で工事を止めて、新たな工事監理者を定めた方がいいかもしれませんね。 新たな監理者を探すとしたら、地元の建築士事務所協会(設計監理を業としている事務所の集まり)に問い合わせるか、私どもにも九州のメンバーがいますので相談してみるといいでしょう。 |
| 橋本 ョ幸 | まず、TKさんは設計を誰に依頼していますか? また、監理(現場が図面通り進んでいるかどうかを確認すること)を誰に依頼していますか? 設計者と監理者は、発注者であるTKさんが依頼して、確認申請書などにも記載されているはずです。そんな記憶はありますか? あるいは無いのかもしれません。 もし可能であれば、まず確認申請書を確認してみて下さい。そこに、確認申請の申請者・確認申請手続きをしている「代理人」・設計を担当した「設計者」・工事中の監理を担当する「工事監理者」の名前があるはずです。 筋としては、「工事が図面通り進んでいない」ということであればそれをチェックする人=工事監理者(建築士に限られます)に伝えて、工事中の確認体制を明確に してもらうことが必要です。工事監理者は、前述の通り本来は建築主(TKさん)が依頼して、行政等に届けられているはずです。 確認申請の申請者が、TKさんで無い、あるいは、申請者がTKさんの名前であっても、代理人や設計者・工事監理者が全く知らない人ということもあります。後者は、いわゆる「代願」といわれる、確認申請手続きだけを行う設計事務所の可能性が高いです。 これらの場合は、いずれもTKさんの契約形態が「工事請負契約」ではなく「売買契約」になっている可能性があります。 売買契約の場合は、「できあがったものを買う」という前提になっていますので、できあがりが悪くて「買わない」ということはできても、工事途中で「業者を変えて欲しい、担当者を変えて欲しい」というのは難しくなります。 いまTKさんがどのような契約形態になっているのか、確認申請上の設計者・監理者とTKさんがどのような関係になっているのか、等によって、対応が変わります。 契約を解除するかどうか(あまり考えない方がいいですが)も、契約形態によって当然変わります。 いきなりそんなことをいわれても困るかと思います。契約書や確認申請がどうなっているかを自分で調べるにはとても大変だと思います。 ご自身が今どういう状態にいるのか(契約など)、何に困っていて、それを解消するためにどのような手があるのか、などを整理する必要があります。そのためには、できれば第三者の専門家に協力をお願いすることをお薦めします。 公的機関(行政や建築士会・建築士事務所協会など)で相談会などがあれば、今の契約書等を持って出向くこともできると思いますし、もちろん「建築よろず相談」 の現地調査でも良いかとおもいます。 |
| コメンテーター | |
| 志賀 隆行 | 家づくりはオーナー、監理者、施工者のコミュニケーションが上手くいくことが大切です。オーナーの意向が上手く施工者に伝わらないとのこと。心中をお察しします。 解説員の方々もご指摘の通り、契約内容や施工状況について第三者の専門家に協力をお願いするのも一つの方法かと思います。 |
| 事務局から | |
| 古賀 保彦 | 家づくりに限らずですが、設計監理が正しく行われることによって良い建物が実現します。 建物の詳細を図書で明らかにするのが「設計」、それに基づいて工事が行われているかどうかを確認するのが「監理」です。 工事の資材調達、工程の調整、施工状況の確認は、施工者による「管理」といいます。 本来はそれらの業務が別々に独立した形で機能し、互いのチェック機能を発揮して正しい形で推進されるべきなのですが、当機構に寄せられる様々な問題でもそれが 機能していないことに起因するケースが多々あります。 解説にありますように、建築が行われていく形態・流れは様々ですから、中には上記のシステムが機能しないケースもあり得ます。 このまま納得の行かないまま進めて後悔する前に、第三者の建築士に入ってもらって、全体の流れや個々の対応についてアドバイスをお受けになられた方が良いで しょう。 相談場所や日程、内容によってはメンバーでは対応ができない場合もありますが、こちらに調査をご依頼いただけます際はホームページから調査依頼を行ってみてください。 |
| 相談者お礼状 | |
| 相談者お礼状 | |
| その後 | |
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