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建築よろず相談

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No. 1047 深基礎部分を大きく削ったが・・・

 相談概要 [氏名] K.M
[相談内容] 売建住宅(建築条件付建売住宅)の瑕疵
[相談建物所在地] 神奈川県横浜市旭区
[職業] 会社員
[年齢] 38
[男性] on
[構造] 木造(2X4工法)
[引渡し年月日] 西暦2005年12月20日
[公庫使用] on
[性能保証を使用] on
[何階建て] 2
[延べ面積m2] 99.68
[延べ面積坪]
[工事請負金額] 3980
[設計監理料] 0
[様態] 建築条件付建売住宅(売建住宅)
[施工者] 建設会社
[設計者を選んだのは] 自分では選んでいない。
[監理者を選んだのは] 自分で選んでいない。
[確認申請書は本来建築主が出すと説明を?] 受けていない。
[18確認申請の為の委任しましたか?] してない。
[確認申請書お持ちですか?] 有る。
[検査済証は有りますか?] 無い。
[設計図面は何枚もらいましたか?] 4
[工事着工まで設計の打ち合わせは何回しましたか?] 6
[施工者名] (株)A
[販売会社名] (株)S
[設計者名]
[監理者名]
 相談内容 [現象]
深基礎+ベタ基礎の基礎施工後の状況について

深基礎施工が完了し、配筋工事完了後、配管工事をした時に深基礎部分を大きく削った為に、耐圧コンクリート施工、立上がり部コンクリート施工時に大量のコンクリートがその部位から漏れており、型枠をはずした後をみると、広範囲に補修の後が確認できました。

この件で、現在施工会社に質問を送ったところ、「配管部位からコンクリートが漏れ、配管の下にコンクリートが行き渡らなかった為、モルタルで補修した。(強度は問題なし)」との回答がありました。 施工会社によれば、この様な事は深基礎の場合結構ある為、問題ない対応であるとの事です。しかし、この施工会社については、深基礎施工時にクレームで、深基礎部分を作り直させた経緯もあり、今一信用できません。

そのときは、
@深基礎の立上がり部分に無数のひびが露見していた事
A型枠を1日ではずしてしまった事。(これは、JASS5の仕様を突きつけ、48時間以上の型枠存置の必要性を主張した所、過去の現場では、型枠存置は1日で続けていた事を主張していました。)
 ⇒型枠存置期間については、建築基準法、公庫仕様にも記載されている為、明らかに欠陥だとの判断で作りなおす事となりました。(販売会社の判断です)

[業者の見解]
<施工会社>
※深基礎の場合、良くある事で、補修もしているので、強度上の問題もない。

<販売会社>
※特にない。

[相談内容]
以下の3点について、相談をお願いします。
#1.配管下部の施工方法(深基礎をかなり荒く削っている)の問題
#2.配管下部の空洞、モルタルによる補修の方法
#3.強度的に問題がないかどうか




 yorozuの感想 この様なページの存在は非常にありがたいと思います。
アドバイザー 
大内 彰 解説員の大内です。

写真から施工の荒さが見て取れます。新築時には構造耐力が確保できる可能性もありますが経年変化(鉄筋のさびなど)により保有している耐力を発揮できるか疑問を感じます。コンクリートの打継部分(写真1047-3.jpg)のコンクリートが密着しているようには見えません。

「深基礎の場合よくあること」というのはこの施工会社のレベルなのかもしれません。物をきっちり造るという意識が低いように感じます。
施工業者が受け入れるかどうかわかりませんが、第3者の建築士に同席してもらい状況の確認と対応を協議することをお勧めします。
 コメンテーター 
関口 啓介 コメンテータの関口です。

全体の構造が今一把握できにくい状況でありますが、ベタ基礎下部の深基礎は地盤高低差などにより必要なものなのでしょうか。
そのように考えますと、鉛直荷重のみならず土圧等も受ける擁壁としての役割を持つ構造物とも考えられます。
そのような構造物に、配管のために後からハツルような事も考えられませんが、やむを得なくハツルとしても大きく削りとってしまう等はもってのほかです。
写真からも密実なコンクリートが打てているようには見えません。
このような状況を生み出している根本原因には事実上の監理者不在があるように思われます。
大内解説委員も言うように、第三者の建築士にまずは状況を見てもらう必要があると思われます。
その後も信頼できる建築士にチェックをして頂く事をお勧めします。
 事務局から 
  荻原 幸雄 ご相談内容で深基礎のはつりをした写真が欲しかったところです。
想像ですが、深基礎を打設した後に底版配筋排水管設置をしたところ排水管を深基礎の地中に通す配管を深基礎の時に設置すべきことを忘れて気が付き、やむなく深基礎をはつり配管設置した。そして底版と同時にそのはつり部分も打設したが、深基礎の型枠の押さえが打設の側圧に耐えかねてコンクリートが隙間よりはみ出した。
と想像します。

この場合に監理者としては深基礎の配筋検査の時にスリーブ位置やスリーブ補強方法を確認するので、施工の施工ミスはこの時点で防げるものです。
しかし、今回は監理者が名前だけのようですので、これを防げなかったものと推察します。想像が推察通りだと配管をどのように流したか?という疑問もあります。
通常はこの程度の深基礎だと180〜250の厚みだと思います。
ここに配管を通すのは難しいので、多分、はつりとともに土を取ることになるでしょう。
その場合には配筋を切断するものと思われます。切断した場合もその方法が適切に復旧されなければなりません。この場合も監理者が機能していれば適切に指示されるのですが、その点を監理者から施工者に指示があったか?監理者の指示を煽ったか?確認する必要があります。
その方法がみえてこないので、正確な解説はできないところなので、先ずは確認してください。
相談者お礼状 
 相談者お礼状
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