| 相談概要 | [氏名] Y.Y [居住住所] 東京都豊島区 [相談建物予定地] 神奈川県横浜市 [職業] 会社員 [年齢] 36 [男性] on [構造] 木造(在来工法) [設計者はどなたに依頼しますか?] 建設会社の建築士 [何階建て] 2 [延べ面積m2] 95 [延べ面積坪] [工事請負金額] 1500 [設計監理料] 0 [お手持ちの図面は何枚?] 1枚 [打ち合わせ何回] 1回 [様態] 建築条件付建売住宅(売建住宅) [施工者] 地場中小ハウスメーカー |
| 相談内容 | [家づくりの相談内容] この度、気に入った土地が見つかり契約しようと思っておりましたが、非常に気になる事態が発生いたしましたので相談させてください。 [現地の概要] ・南向きの雛壇造成地です。 ・造成したてのホヤホヤのようです。 ・造成地の全体区画数は約30区画で、該当する土地は雛壇のほぼ中腹部分です。 ・南向き道路で道路面から4mほどのコンクリート擁壁の上になります。 ・上記擁壁をくりぬくような形で駐車場が設けられています。 [相談内容] 先日その現地を再度詳細に調べたところ、擁壁のコンクリート打ち継ぎ部分に幅15mm、長1500mmほどの隙間が空いておりました。 10日ほど前、最初に現地を見たときはありませんでした。 また、この打ち継ぎ部分を覗いてみても鉄筋等が見当たりませんが打ち継ぎ部分に鉄筋は不要なのでしょうか。 この造成地は欠陥で、契約を見送ったほうが安全でしょうか。 また、業者に対策を打たせるとしたらどのような依頼をすればよろしいでしょうか。 なお、問題部分のデジカメ写真は撮ってあります。 擁壁の沈下状況 ![]() |
| yorozuの感想 | 回答例を読ませていただいておりますが、大変質の高い回答だと思います。 家作りは素人にとって不安でいっぱいですので大変参考になります。 |
| アドバイザー | |
| 津村 泰夫 | 津村と申します 写真を拝見しますと、打ち継ぎではなく、よう壁のエキスパンションと申しまして、延長が10m程度ごとに縁を切るカ所のことです。なぜ縁を切るかと申しますと、総延長の長いよう壁ですと、かかる土圧も様々で、よう壁の一部に力が集中し、壊れることがあってはいけないからです。ただ、出来て間もないのに写真のようにずれているのは何か大きなミスがあります。質問の「 この造成地は欠陥で、契約を見送ったほうが安全でしょうか。」に対してはそのとおりとお答えするかございません。 「また、業者に対策を打たせるとしたらどのような依頼をすればよろしいでしょうか。」ということですが、原因がよう壁の基礎または地盤にあり、その辺からやり替えないといけません。したがって、取り壊して十分な地盤調査と対策をおこなった上で作り直す以外にないでしょう。 |
| 氏原 毅士 | 氏原です 写真で見ると明らかに不同沈下です、階段部分が下がっているようで今後も進行する恐れが高いと思います。 ヨウ壁に繋ぎ目を設ける事自体は問題なく正しい選択ですが、この隙間は尋常ではありません。 補強は困難でしょうから傾いている部分のやり直しはもちろん、向かって左側の底板下部の割栗や地耐力をチェックする必要があります。 |
| 若井 俊彦 | 解説委員の若井です 写真を拝見したところ、造成地の盛り土部分に向かって擁壁が倒れているように見えます。 全体的にあまり良好な地盤でなかった所に様擁壁工事を行い、その後土をいれたためその土の重さで擁壁の底盤(L字型の下の部分)を支えている地盤が圧密沈下したため擁壁自体が、盛り土を多く入れた側に傾いたためこのような状態になったと考えられます。 この状態は更に進行することが予想されます。 このような工事の状態では、この敷地の上側の擁壁についてもおなじ様な現象が起きていると考えられ、この敷地は購入はなさらない方が良いと思います。 |
| コメンテーター | |
| 長谷川 明弘 | 私も解説員の方達の言う通り、購入は見送った方が良いと思います。 写真の状況は凄い状況です、普通に調査して施工した状態でこんな状況には絶対にならないはずです。 とにかく地盤に関しては、しっかりした調査をしてその結果に基づいた、よう壁工事や基礎工事をするのが当然のことです。あくまで想定のお話になりますがこの時点で地盤調査等もしっかりしていない業者だとすると建物本体の方でも、色々な問題が起こる可能性が大きいのではないでしょうか? |
| 事務局から | |
| 荻原 幸雄 | 本来擁壁の底版部分(土に接するところ)の支持地盤面はそれなりの強度確認をしなければなりません。この場合はこの調査を怠っていることとが大きな原因です。 擁壁がこの程度のものであれば、これから建物を建てる場合にそのまま建てるのは明らかに危険です。杭若しくは地盤改良が必要でしょう。それなりに建築費の他の費用が地盤にかかることになります。 また、建物はそのように対処できてもこの擁壁ではいずれ道路側に傾き、庭の土が逃げてひび割れがおこるものと思われます。当然地震時には甚大な被害をうけることも予想されますので、一般論では手をつけないほうがよろしいかと思われます。 |
| 相談者お礼状 | |
| 相談者お礼状 | 皆様のアドバイス、大変ありがとうございました。 立地自体は気に入っていたので、危うく購入するところでした。 当物件はキャンセルしました。 また一から探しなおしたいと思います。 重ね重ね、本当にありがとうございました。 |
| その後 | |
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