| 相談概要 | [氏名] H.M [相談内容] 注文住宅の瑕疵 [居住住所] 新潟県新潟市 [相談建物所在地] 広島県広島市 [職業] 会社員 [年齢] 34 [男性] on [構造] 木造(在来工法) [引渡し年月日] 西暦 03年 9月 20日 [公庫使用] on [性能保証は使っていない] on [何階建て] 2 [延べ面積m2] [延べ面積坪] 30 [工事請負金額] 1252 [設計監理料] 170 [様態] 注文建築 [施工者] 大工(工務店) [設計者を選んだのは] 自分で選んだ。 [監理者を選んだのは] 自分で選んだ。 [確認申請書は本来建築主が出すと説明を?] 受けていない。 [18確認申請の為の委任しましたか?] した。 [確認申請書お持ちですか?] 無い。 [検査済証は有りますか?] − [お手持ちの図面は何枚?] 50枚以下 [打ち合わせ何回] 20回以下 [施工者名] J [販売会社名] [設計者名] E [監理者名] |
| 相談内容 | [現象] 現在、新潟県に在住し故郷の広島県に家を建築中です。広島在住時に設計事務所に設計を依頼しており、在住中に着工する予定でしたが転勤となり、基本設計のみで止まっておりました。この度、故郷に帰る事となり新潟に在住した状態で実施設計、着工を進めて行きました。 6月22日に上棟を実施し、現在は筋交い、金物などを取り付けている段階なのですが、いつも広島に居る兄弟が進捗具合をメール写真にて送ってもらうのですが「写真の箇所がおかしくないか?」との連絡を受け、設計事務所に施工状態の適正可否を確認したところ、施工業者、設計事務所とも適切との見解でした。 しかし、2社(施工者、設計者)に説明がない状態で「適正な施工」と言われても納得しがたく相談させて頂きました。 概要を以下に記載しますのでご確認願います。 @、浴室基礎部分で土間コンを打設する為、正方形4面の基礎のうち片側2面が高くなっており、基礎の高低差の為、土台敷同士が繋がっていない。 A、基礎は設計図書と同じだが、軸組み図面は土台敷き繋がるようになっている、軸組み図面が間違っている事を設計事務所も確認済み。 問題点 @、写真のように基礎と土台敷きに隙間がある。 A、基礎に高低差があり土台敷きが繋がらない為、2箇所の筋交い施工が写真のような処置が施してある。 この2点の問題点について適切な処置か否かをご確認願います。 [業者の見解] 施工業者、設計事務所にて定例会の場で確認してもらったが施工業者から「適正な施工」と言われ、設計事務所も適切と判断した。 [相談内容] 問題点 @、写真のように基礎と土台敷きに隙間がある。 A、基礎に高低差があり土台敷きが繋がらない為、2箇所の筋交い施工が写真のような処置が施してある。 この2点の問題点について適切な処置か否かをご確認願います。 ![]() 基礎段差部の納まり ![]() 同上の裏側 |
| yorozuの感想 | 非常に参考になり、且つ自己の疑問を第三者の専門家に見ていただける事は非常に助かります。 |
| アドバイザー | |
| 山口 雅克 | 解説員の山口です。 きちんと設計監理契約を結ばれて家づくりをされているようでホッとしています。 設計図も枚数が十分のようなので色々と詳細も記載されている事と推察いたします。 このように図面枚数が多いものは1人で全てを描いている訳ではありませんので、今回のような食い違いが生じる事がままあります。その多くは監理中に気づいて訂正を行いますので大きな心配はありません。 さて、本題ですが、基礎と土台の間の隙間は床下通気を確保する為のもので何ら問題はありません。黒いパッキンは柱や土台の継手、アンカーボルトの箇所にあり、結果として1m以下の間隔で設置されています。 筋交いについては、適切とは言い難い方法になっていますが、必要な筋交い量に対してゆとりのある設計であればこれでも問題なしと設計者が判断したのかもしれません。又、この分を他の箇所に追加設置して良しとしている場合もあります。監理者(設計者)から説明を受けるのがよいでしょう。 |
| 木津田 秀雄 | 相談員の木津田です。 土台と基礎の隙間は、基礎パッキン工法と言って、床下換気を基礎の換気口からではなく、土台下全体から行うもので、最近よく行われる工法です。また土台と基礎が密着しないことで、コンクリートの湿気を土台に伝えない役割もあります。 筋かいの端部処理については、図面段階でのつめが甘かったようですが、現場での対処は「絶対ダメ」という程ではありません。できれば添え材をもう少し上まで延ばして柱と一体になるくらいにすれば問題なしと見なせたと思います。元から分かっていれば、この位置に筋かいを入れないか、入れる場合には添え柱をつけるような設計にしたと思います。(私ならそうします) ただこの部分が浴室とのことですが、ユニットバスでしょうか?ユニットバスでなく在来工法であれば、立ち上がりを水がかり(1mくらい)までコンクリートで立ち上げておかないと、後々漏水等で木部の腐食やシロアリの問題などが発生します。そちらの方が気にかかりました。 |
| コメンテーター | |
| 古賀 保彦 | 現場での納まり具合で、本件のような筋交い納まりになってしまったのでしょうが、特に機能性を損なう状態ではなさそうです。 基礎立上り側面〜土台間の隙間を気にされているのかもしれませんが、仕上げ下地との絡み次第ではこれも特に問題はないかもしれません。 設計事務所にご依頼されての住まいづくりです。設計・監理者、施工会社も色々と検討しながら進めていらっしゃる事だと思いますが、現場では、絵に描いたような完全な形にする事が困難な場合も少なくありません。 疑問等が生じた場合、まずは設計・監理者、施工者とお互い納得できるよう話し合える環境であれば良いのですが、遠方故、もどかしいところもあるのかもしれませんね。ですが、これからも工事は続きますので、お互いの信頼関係が大切です。解説をご参考に、設計事務所・施工会社と良くお話し合いくださいね。 |
| 事務局から | |
| 荻原 幸雄 | 添え木の留め釘が少ないような気もしますが、この筋交いの耐力とこれによる柱の引き抜きの応力検討をしてもらうように確認してください。 その力に対して釘の本数が足りているか?確認するようにしてください。 |
| 相談者お礼状 | |
| 相談者お礼状 | |
| その後 | |
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