| 相談概要 | [氏名] S.Y [相談内容] 注文住宅の瑕疵 [居住住所] 北海道函館市 [相談建物所在地] 北海道函館市 [職業] 看板製作業 [年齢] 33 [男性] on [構造] 木造(在来工法) [引渡し年月日] 西暦 2003年 8月 16日 [公庫は使わない] on [性能保証は使っていない] on [何階建て] 2 [延べ面積m2] [延べ面積坪] 34 [工事請負金額] 1435 [設計監理料] 0 [様態] 注文建築 [施工者] 大工(工務店) [設計者を選んだのは] 自分では選んでいない。 [監理者を選んだのは] 自分で選んでいない。 [確認申請書は本来建築主が出すと説明を?] 受けていない。 [18確認申請の為の委任しましたか?] してない。 [確認申請書お持ちですか?] 無い。 [検査済証は有りますか?] 無い。 [お手持ちの図面は何枚?] 10枚以下 [打ち合わせ何回] 10回以下 [施工者名] J工務店 [販売会社名] K [設計者名] T.J [監理者名] T.J |
| 相談内容 | [現象] 只今建設中の木造2階建ての基礎のやり直しの件でご相談なのですが、構造に関しましては全くのド素人ですので名称の間違いなどがあった場合はお許し下さい。 土地は地盤が悪く地盤調査(パイル工事業者)の結果パイル7Mを28本打つ事となりました。その2日後、パイルの位置通りに地盤が掘られて砕石のみを敷いて、その上に配筋してコンクリート(幅500mm高さ150mm)を流していました。 翌日確認に行ってよく見ると基礎の間取りが時計回りに90度回転していることに気づきました!すぐに工務店に連絡を入れて来てもらい「基礎業者が間違えてしまった」との回答をいただきました。ですが自分がいままで確認していたところ大工さんが土地にパイル位置を出していたので自分的には大工の間違いだと思っています。 工務店の言うやり直しの方法は間取りの部分のみ(建物が正方形のため)新たにパイルを8本、追加打ちしてその上に新たに基礎を打ち直すということでした。つなぎ目の方法が気になり確認すると、間違ったパイル&基礎が地中梁の役割をして図面以上に丈夫になるから大丈夫、うまくつなぎ目をジョイントします。との回答でした。翌日ジョイント部の配筋が気になり確認に行くと外側部分の基礎の内側に側面から振動ドリルで200MMくらい穴を空け、その穴にボンド類は一切使わずに鉄筋を150mm間隔に3本刺してそこから鉄筋をつなげていました。間隔の狭い場所は側面に穴を開けずに砕石の上に置いただけの部分もありました。工務店側は立ち上がり部分は鉄筋でつながるので大丈夫との事。 [業者の見解] 間違ったパイル&基礎が地中梁の役割をして図面以上に丈夫になるから大丈夫、うまくつなぎ目をジョイントします。との回答 [相談内容] このままも状態で基礎工事を進めていっても問題は無いのでしょうか? 図面が各業者に渡っていたにもかかわらず建築位置を間違えるという信じられない事になってしまい。家族共々不安でいっぱいです!お忙しい中各先生方にはご迷惑おかけいたしますが何卒ご返答よろしくお願い致します。 ![]() 基礎底版配筋及び杭の配筋状況 ![]() 配筋能力の欠如 ![]() 鉄筋定着の不揃と配列の汚さ。 |
| yorozuの感想 | 相談する当ても無い状態でこのHPを発見いたしました。しかも無料という事で、とても感謝しております。 |
| アドバイザー | |
| 氏原 毅士 | 氏原です。 むちゃくちゃな施工に憤りを感じます。 すべて撤去の上やり直しすべきとコメントに足しておいてください。 1:基礎の打ち継ぎは認められない、なぜこんな事になったのか 2:杭位置に延長した布基礎はダメ 3:立ち上がり鉄筋の定着が無い 最低! |
| 山口 雅克 | 解説員の山口です。 本当にうっかりだったのでしょうが、90度廻っていた事は、請負者としては誠にお粗末な仕事としか言い様がありません。誰が間違えたかと言うより、責任は請負者にあります。厳密には監理者にもありますが、今回は代願だったのでしょうね。 さて、強度上のことですが、今回の場合は杭を打ち足すことから始めるのがいいでしょう。業者の言う、「間違ったパイル&基礎が地中梁の役割をして図面以上に丈夫になるから大丈夫」には技術的な裏付けがある言葉とは思えません。 今回、設計監理に名前があがっている人は名前だけでしょうから(本当は義務違反なのですが)第三者の専門家にみてもらうのもいいでしょう。今後を心配されるのなら、監理者の変更をするのも一考です。図面の内容にもよりますが、引受手があるかどうかは難しい面もあります。 |
| 今井 優子 | 解説員の今井です。 あまりに初歩的な単純ミスで、起こることが不思議にさえ思えます。 立上り部を打つ前に発見できたことが、不幸中の幸いといったところでしょうか。 業者の「図面以上に丈夫になる」は、根拠がわかりません。 全体の形状や、どこがどのように追加されたか、また筋交い位置がどうなっているかによって、判断しなければなりません。 場合によっては、筋交いの位置などを検討しなおす必要があるかもしれません。 打ち継ぎ部分も、コンクリートが一体になるように、細心の施工監理が必要です。 本来、監理者がそのような業務をおこなうべきですが、施工と設計・監理者が同じ会社だと、甘くなりがちです。 第三者の建築士に見てもらうのがベストだと思いますが、まず、業者にきちんとした検討書を提出してもらうように、申し入れてみては如何でしょうか? そんな単純ミスを犯すような業者の、口頭説明では安心できないですよね。 |
| コメンテーター | |
| 三浦 惠翁 | 工事写真を見て驚きです、このような業者はこの先目の届かないとこで、どんな手抜き追っ付工事をするか分かりません工事を1次止め、第三者の建築士に現場を確認して貰った上で基礎のやり直しを含め今後の工事監理に付いて現設計・監理者と話あってもらってください。 設計者同士では「図面以上に丈夫になる」等との言い訳は通じません、多少の費用は掛かりますが永く住まわれる住宅です。悔いの残らない建物を引き渡して貰いましょう |
| 事務局から | |
| 荻原 幸雄 | そもそも、この配置を90°間違うこと自体が不思議です。 多分、本建物の図面は驚くほど貧弱なのでしょう。通常図面に方位や道路位置を書きますから間違いようがありませんが・・・。 写真からもずさんな工事であることも、監理者が不在であることもわかります。 配筋方法もめちゃくちゃです。理論がない状態になっています。 建築をわかっているとは思えません。 地業もちゃんとしていません。 このような場合は基礎解体の上再度、構築するべき内容と思われます。 第三者の工事監理を入れて進めるべきだと思います。 |
| 相談者お礼状 | |
| 相談者お礼状 | |
| その後 | |
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