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建築よろず相談

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〒181-0001 東京都三鷹市井の頭3丁目12番11号

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No.0727 基礎の亀裂

 相談概要 [氏名] K.T
[相談内容] 注文住宅の瑕疵
[居住住所] 富山県氷見市
[相談建物所在地] 富山県氷見市
[職業] 会社員
[年齢] 36
[男性] on
[構造] その他の構造
[引渡し年月日] 西暦 1995年 9月  日
[公庫は使わない] on
[性能保証は使っていない] on
[何階建て] 2
[延べ面積m2]
[延べ面積坪] 43
[工事請負金額] 2300
[様態] 注文建築
[施工者] 大工(工務店)
[設計者を選んだのは] 自分で選んだ。
[監理者を選んだのは] −
[確認申請書は本来建築主が出すと説明を?] 受けていない。
[18確認申請の為の委任しましたか?] 覚えていない。
[確認申請書お持ちですか?] 解らない。
[検査済証は有りますか?] どういうものか知らない。
[お手持ちの図面は何枚?] 1枚
[打ち合わせ何回] 2回
 相談内容 [現象]
土台の工事中に一部ブロックのところやコンクリートの角が崩れたみたいなところがありクレームしたが、そんなことを言う人はいない、なんなら工事おやめてもいい。土台のお金100万以上払ってもらうなど言われ。わけがわからず泣き寝入りしました。

その後工事中に居間のサッシが開きにくい事がわかりクレームしました。其の時引っかかる部品を取り払って済みましたが疑問となりました。引渡し時に最初たのんだときに口約束していた網戸(カーテンやそのた多くが無しになった。予算が合わなかったとのことで逆に文句をいわれた)がないことがわかり、その時点で信頼がなかったので他の工務店にアルミ戸をつけてもらった。

この時点で居間の戸が異常にかたくすぐに修理依頼したほうがいいとアドバイスされ他の点もあったので全部を含めクレームした。返答はあとからなおすから、お金を先に納めてくれとのことだった。お金を入れないとあんたのものじゃないから、修理はするとのことだった。しかしその後何度電話しても対応してもらえない。

今年も連絡しているが天気が悪いなど工事の予定が入っているなど直してくれない。開閉できない戸は居間の押入れと窓のアルミサッシ、開閉しにくい戸は居間のドア、ユニットバスの戸、和室の戸、玄関のドア、他に床のキシミ音、壁の隙間(光が漏れるくらい)など多数あり。

もう一点は地盤が下がっていることです。これは不動産屋に連絡し工事した<施工会社>が2回見にきたが、みわたしただけで問題はないとの一点張り。でも田んぼ側のL字こうの間にすきまあかりがあり泥が流れてるのではといったところ、流れてない、隙間は埋めるとの返事。でも沈んだ家はどうなるのでしょう写真は送信します。田んぼを埋め立てた造成地です。
下がっている側は、まだ田んぼです。

[業者の見解]
大工:対処するとは言うが実際に工事にこない。(ともだちの親なので強くいえない)土台に亀裂が多数あった。クレームするとコンクリートを上塗りされた。10年以内に又、ひびが入ったらそのときは保障するといった。今亀裂はさらに大きく入っているがみにもこないのでそのままになってる。
土地:不動産屋:クレームしたときに<施工会社>に言うだけ実際にはみにこない。
土建や:泥の流れは認めない。でもすき間があることは了承し修理していった。(L字コンクリートの隙間を目地塗りしていった。一部のみ)地盤の沈下についてはなぜかわからないのみ。

[相談内容]
こんご常に不安を抱いて生活するのがくるしい。どうしていけばいいのか。アドバイスしていただきたいです。修理はこのままずっとしてもらえない感じがするので、何とか法的にでもするように働きかけられないのでしょうか。よろしくおねがいします。

写真の説明
アルミサッシの隙間の写真はしまっている状態で下が空いているのです。もちろん雨も入ってきます。当然開閉できません。基礎のコンクリートの写真はいちどふさいだのに又で出来たきれつです。L字コンクリートの隙間は反対側からの光が差し込んでいる状態です。この隙間から土が流れ込んでいるようです。又その隙間の一部だけクレームで修復した写真があります。修復はこのコンクリートを隙間に塗っただけで後は何もしてくれません。基礎とサイディングが写っている写真はゆがんだ状態がわかる写真です。数センチ以上下がっているのがわかります。このほか多数の不具合があります。







 yorozuの感想 家についてすごく悩んでいたので、見た時すごく嬉しかったです。よろしくお願いいたします。
アドバイザー 
山口 雅克 解説員の山口です。

 明らかに不同沈下しています。現象としての建具の勝手が悪いのは全て家の傾きに原因があります。廻りから土が逃げているのもあるでしょうけれど、元々地盤が良くなかったか土盛を高くしていませんか。

 請負工事や設計監理の契約がどのようになされたのか不明ですが瑕疵の保証期間などを確認して下さい。

 第三者の専門家(木造住宅の設計監理に慣れた人で構造に理解のある人)に傾き具合の調査を依頼して報告書としてまとめてもらいましょう。修復には数百万単位の費用がかかりますので大工が逃げ腰なのは推測できますが、催促してやってくれないのであれば法的な手段をとるしかないのではないでしょうか。
三浦 惠翁 千葉の三浦です。

写真で見る限り基礎が折れた事が全て原因です、軟弱地盤に建てたのに、設計通りの基礎が施工されなかったか、基礎構造の設計ミスかです。大工が対応してくれない様でしたら、ご自分が選んだと言われる設計者に現況を見てもらい、設計者としての設計監理責任を追求し、是正を求めたら如何でしょう。このままですと住めなく為る様な危険な建物に為ってしまいます。また引渡し後、年月も経っていますので早急に話し合い若しくは提訴しなければ、益々解決は難しくなると思います。
 氏原 毅士 氏原です

 ご相談の写真を見て感じた通り「田んぼを埋め立てた土地」とのこと。

お気の毒ですが現場で起こっているさまざまな現象の原因は基礎が折れていると言う最悪の状況であると結論せざるを得ません。
( これは各解説員も同様の意見のようです。)上部構造「木造軸組み」の余力で持っている状況だと判断できますので早急に法的な対処を視野に入れた対応をされることをお勧めします。

施工者が知人であるなどの遠慮をしている場合ではない様に思います。 
 コメンテーター 
野呂田 洋 どうやら、いただいた写真などから判断する限り、基礎が折れてしまっているようですね。つき合いのしがらみのあるかとは思いますが、今後のことを考えると、きちんと解決する必要がありますね。これまでのようにご自身で交渉するよりも、やはり専門家を交えた方がよいと思います。
 事務局から 
  荻原 幸雄 残念なのは土台の時点でクレームを言ったのにもかかわらず問題ないと判断した業者の対応に疑問を持つべきでした。
友達の大工という知り合いの場合に今回のように言えないというのが日本人の心情でしょう。また、知り合いだからちゃんとやってくれるだろう。
と考えるのも日本人の心情でしょう。しかし、知り合いは当てにならないのは「よろず」相談の実例でわかるとおりです。何故か?
建物は金額があまりに高額だからです。
お金の切れ目が縁の切れ目でもあるのです。
知り合いに頼るより、正しい情報を発信する人を信頼すべきです。

今回の現象は明らかな不同沈下を起こしております。
欠陥住宅です。わたしはあまり欠陥という言葉は使いたくないのですが、この施工時に不同沈下の恐れのある現象がでているのにも関わらずそれを放置した施工者の過失は大きいと考えます。

いたるところに不具合が出ているものと思いますので、建築士に調査を依頼し、弁護士と共同作業で法的手段を講じるのが妥当だと判断します。
相談者お礼状 
 相談者お礼状 主催事務局 荻原様 野呂田様 解説員の 山口様 三浦様 氏家様 まことに有難う御座います。
施行者が知人のため、数年も言えず悩んできましたが、何とか前に進む気持ちになりました。
本当に感謝しています。
このトラブルが進展しましたら、荻原様当てに報告したいと思っております。有難う御座いました。
 その後  
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