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建築よろず相談

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〒181-0001 東京都三鷹市井の頭3丁目12番11号

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No.0696 温水配管からの緑青(銅錆)が止まりません。

 相談概要 [氏名] K.T.
[相談内容] 注文住宅の瑕疵
[居住住所] 島根県能義郡
[相談建物所在地] 島根県能義郡
[職業] 会社員
[年齢] 31
[男性] on
[構造] 木造(在来工法)
[引渡し年月日] 西暦2001年12月23日
[公庫使用] on
[性能保証は使っていない] on
[何階建て] 2
[延べ面積坪] 49
[工事請負金額] 2166
[様態] 注文建築
[施工者] 大工(工務店)
[設計者を選んだのは] 自分で選んだ。
[監理者を選んだのは] 自分で選んだ。
[確認申請書は本来建築主が出すと説明を?] 受けた。
[18確認申請の為の委任しましたか?] した。
[確認申請書お持ちですか?] 有る。
[検査済証は有りますか?] 有る。
[お手持ちの図面は何枚?] 10枚以下
[打ち合わせ何回] 10回以下
[施工者名] 設備:S
 相談内容 [現象]
1、温水配管からの緑青(銅錆)が止まりません。
入居初日から温水が緑色に染まり、半年経った今でもバスタブや洗面ボウルが緑青で緑色に染まります。
ブラシで擦るとブラシに移り、蛍光グリーンに染まります。
浄水器のフィルターに緑青の粒や配管くずなどがたまっています。
緑青は口に入れることはもちろん、身体に触れることも良くないので出ないように対策してほしい。

2、温水配管から水漏れ
温水配管のL字継ぎ手の溶接不良で水漏れ。ベタ基礎一面が湖に。

3、施工のいいかげんさ
蛇口が固定されておらずぐらぐら。

[業者の見解]
1、明確な答えがいただけない。やがて皮膜ができ、すぐにでなくなるとのことだったが、半年経った今でもでている。
「こんな現象がおこるのか」と施工業者の若い作業員に質問すると、「通常考えられない」との答え。

2、明らかな施工ミス。すぐに修理していただいた。しかし、それが元で問題が発覚。

3、明らかな施工ミスです。1、2の問題があったため、再点検をして発見。

[相談内容]
1について。
温水配管に銅管が使われるのは一般的と聞いております。
しかし、新築の家で緑青が出続けるような状態が普通考えられることなのでしょうか。
配管した業者も、若い作業員が「普通考えられない」と言ったきり、原因はうやむや。
このような例が考えられるのでしょうか。

知り合いの他の業者に聞きましたら、初めに少しの間出るが皮膜が固まってすぐに止まる。半年以上も出るのはおかしい。
築何十年も経った家なら理解できるが。錆びた古い配管を使いまわしたのではないか。
温水配管に銅管を用いるのは一般的だが、そんな現象は起こらない。
という意見でした。

2について。
取り外した配管が細くて薄い。
通常家庭で使われる銅管の太さ厚さはどのくらいなのでしょうか。

3について
水道を出していて止めるとそのショックで他の水道蛇口が「ゴトン!」と共鳴。
明らかな施工ミスですのでこれについては現状報告のみにとどめておきます。

●ほとほとSという業者には参っています。
土地・基礎・キッチン・バス・水道・電気配線をSが担当。
1)建築条件付き宅地と偽っての土地販売。常套手段としているようです。
2)指示とは違った基礎・勝手口階段を設置しながら改善請求に全く応じず。
3.)キッチンの2度にわたる施工ミス
4)キッチンの見積もりしたときの1.5倍の設備費を請求
→見積もり時にセットで80万円のものをわざわざ部品1点1点に分解して計算。
 その上指示してない設備を確認もなしに勝手に取り付け、最終的には120万円
  の請求が来た。
5)施工ミスした2度のやり直し部分の施工費を上乗せして請求
6.)指示したバス水栓を取り付けようとしない。
など、この度のトラブルに始まらず、Sが関わったところはことごとく問題が発生しました。
今回の件も含めて相談を持ちかけると、その人からもSは良くないという話しかきけず。
全くとんでもない業者に関わられてしまったと、あきらめるしかない日々です。
 yorozuの感想 どこにぶつけて良いのかわからない今回のような問題に答えていただけそうで記入しました。
なんとかなりませんでしょうか、こんな悪質業者。
田舎だからまだいるんですかねえ。
アドバイザー 
古賀 保彦 解説員の古賀です。

ご相談内容からの推定ですが、緑青が出続けるとすれば、配管くずによって配管内に傷が生じていたり、配管ルートの不備により配管内に空気が混じっているのが原因かもしれません。
管内の洗浄や圧力テスト、エア抜き弁の設置なども考えられますが、調査によっては支障のない程度かもしれませんので、設備に強い設計事務所にご相談されてみてはいかがでしょうか。

蛇口が「ゴトン」と鳴るのは、水圧のかかった水が急に閉じられ行き場を失って色々な箇所に圧力がかかるためです。蛇口付近に水量調整のバルブがあれば、押さえ目の水量にすることで少しは緩和されると思います。蛇口だけでなく、配管が建築下地に接触していると、そこでも音が発生しているかもしれません。配管の途中に設置する圧力を逃がす装置もあります。
しぶかわかよこ 解説員のしぶかわです。

貯湯式ボイラーをお使いでしょうか?
であれば、ボイラーと銅管の間に、絶縁継手を設けていないことによる緑青が考えられます。
貯湯式ボイラー内は鋼管系ですので、銅管につなぐと、
異種金属による電ショクを起こし、ボイラー内あるいは銅管に腐食が発生します。
(瞬間式の場合は鉛管なので、銅管につないでも問題ありません)

対処として(あくまで貯湯式ボイラーが前提ですが)
1. 絶縁継手を設ける。
2. ボイラー内配管に問題ないか、メーカーに確認してもらう。
3. 一部壁を撤去し、銅管に問題ないか確認する。
もちろん、施工者負担で、お願いできることです。

また、浄水器には、銅管ではない給水管をつなぎますので、フィルターに、銅管の緑青がつくことは考えられません。
見間違いということはありませんでしょうか?
野呂田 洋  設備担当解説員の野呂田です。

詳細は調査しないと分かりませんが、銅管について一部誤解もあるようなので解説します。

緑青が止まらないとのことですが、銅管から緑青が出続けることはまずあり得ません。
特に施工当初は緑青は発生しません。
同様の相談は結構有りますが、多くの場合、お湯に溶けだした銅イオンが、浴槽や洗面などに付着した物と反応して光の反射によって青く見える現象を青水と勘違いしています。

ちなみに銅イオンそのものは人体に害はありません。 試しにその水をきれいに洗ったコップに入れて色を確認してみてください。 これで青色でなければ前述の現象によるものでしょう。
水質によって銅イオンの溶け出す量は変わってきますが、最近では銅イオンが溶け出しにくい銅管というのも製品化されていまのでこれに変更する手はあります。
しかし銅イオンによって青く見える現象はあまり気にする必要はないと思います。

それから、浴槽などの排水口まわりが青色に変色しているので、青水が出ていると思い込むこともよくありますが、これは湯垢がたまっているところに脂肪酸と銅イオンが反応して青い銅石けんが生成されている場合が殆どです。

また、緑青ついてですが、昔から有害だと云われていますが、これは色のイメージからくる全くの誤解で、こちらも殆ど無害であることが実証されています。

配管径については、場所によって異なりますが、通常20A(外径で約22mm)か15A(外径で約16mm)が使われているでしょう。15Aより細い管が使われていたとすれば、細すぎる可能性が高いです。厚さはN→M→Lタイプの順に厚くなりますが、Nタイプは通常使いません。業者に何タイプか確認してみてください。 
 コメンテーター 
津村 泰夫  青水については、全く無害ですのでご安心ください。(多量の場合はほとんどの金属で有害です)むしろ殺菌作用もあります。
浄水器にのフィルターに銅くずは溜まらないと思いますが、本当に溜まっていたのであればとんでもないことですので、調査をおすすめします。
 安心して住める家造りという点からコメントしますと、Sのような業者は日本全国どこにでもいると思います。これらの業者をきちんと監督するには工務店の資質もありましょうが、あなたの立場に立って業者を指導、監理する専門家を選任されることをお薦めいたします。
 事務局から 
  荻原 幸雄 古い銅管を使ったのかもしれません。
いずれにしても施工の不手際もありますので、第三者の設備の詳しい設計者に調べてもらう必要がありそうです。

地方の方がまだ、昔ながらの近隣の目がありますから、業者が悪いというケースは都会に比べて少ないのではないかと思っています。
都市部では匿名的な状況になっているので、反ってやり逃げのような状況もあります。これがハウスメーカーの登場にもつながっております。
地方はまだまだ、ハウスメーカーが参入するほどの隙間はないともいえます。

冷静に対処、期待しております。
相談者お礼状 
 相談者お礼状
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