| 相談概要 | [氏名] T.S [居住住所] 神奈川県相模原市 [職業] 会社員 [年齢] 32 [男性] on [構造] 木造(在来工法) [設計者はどなたに依頼しますか?] ハウスメーカーの建築士 [何階建て] 3 [延べ面積m2] 130 [延べ面積坪] 40 [工事請負金額] 2550 [様態] 注文建築 [施工業者はどちらに依頼しますか?] ハウスメーカー [お名前] Fハウス |
| 相談内容 | [家づくりの相談内容] 今回新築を予定しています。メーカーは一応Fハウスと考えていますが、非常に不安です。 理由は今回これだけ欠陥住宅が多い中での建築なので、正直言って何処に頼んでも不安ですが、Fハウスはどうでしょうか?色々な方から聞くとあまり悪い噂は聞きません。しかし、他の住宅の営業は「在来の3階はやめておいた方がいいですよ」といいます。 正直、どの住宅メーカーも信用でしませんが、Fハウスの営業の方だけが、他社の悪口も言わず、一所懸命説明等していただいたので決めようと考えました。本当に在来の3階建ては良くないのでしょうか)強度的に・・・。 |
| yorozuの感想 | 的確な回答で非常に参考になります。 |
| アドバイザー | |
| 小松原 敬 | 在来木造であろうが、2×4であろうが、鉄骨であろうが、コンクリートであろうが、きっちり設計されてきっちり施工されていれば何も問題ありません。(設計事務所であればどのような工法でも、特殊な工法でも対応できます。 ちなみに私は木造軸組み3階住宅では特殊工法を使うことがありますが、もちろん通常の在来工法でも問題ありません。 また、同じメーカーや工務店であっても現場の大工や現場監督次第で良い施工にもクレームだらけの物件にもなり得ます。 営業がどんなに良い人でも契約後は現場担当者に引き継がれます。その人次第でどっちにも転び得ます。 現場監督が一人で何物件を担当してるか聞いてください。(あまり多ければ管理しきれないでしょう)また、現場管理が個人の資質に頼っているだけなのか、組織的に運営されているのかをよく聞きだすことです。 そうした管理を監督するのが設計事務所の「監理」です。 確認申請書には設計者の名前と監理者の名前を書きます。その監理者の名前を書かれた人は、本当は現場で監理をしなければいけないのです。 どうしても不安であるなら、設計事務所に設計と監理を頼んでください。メーカーの莫大な広告費やモデルハウス、営業マンや本社経費は当然、住宅の値段の中に含まれています。設計事務所の設計料はそれに比べればクリアーで安いと思います。 |
| 山口 雅克 | 特定の商品や企業を良いとか良くないなどとお話はできません。 Fハウスの営業の方の姿勢は正しいとは思いますが、設計と監理は営業の人がする訳ではありません。しっかりした人が設計監理をすれば心配いりません。 3階建ては特に1階の平面計画が大切なので、心配が多ければ専業の設計事務所に依頼するのが良いと思います。 |
| コメンテーター | |
| 畔上 廣司 | 小松原さん、山口さんお答えのとおりですね。 メーカーの噂や営業マンの対応の善し悪しで判断されるのも大切でしょうが、最も重要なことは、2階でも、3階建でも、しっかり設計され、しっかりした工事監理と施工が行われた建物であることで、結果、欠陥住宅とは無縁となるのです。 我が国ではゼネコンやハウスメーカーに代表されるように設計者・工事監理者と工事施工者が同一或いは同系列の会社であるなど建築制度上の問題を抱えており、この仕組みはハウスメーカーにとっては非常に合理的な面もありますが、一方、建築主にとっては住宅トラブルなどの発生原因ともなっているわけですね。 従って、満足する家づくりを目指すためには、施工業者と直接の関わりを持たない第三者の専業建築設計事務所に依頼することも必要かも知れません。 「転ばぬ先の杖」をお考えならば、一度、近所の独立した建築設計事務所を探し、じっくり相談されたら如何でしょうか。 |
| 事務局から | |
| 荻原 幸雄 | どんなに管理体制のシステムが確立しても、どんなに品確法のような法規制ができようとも問題は発生しやすいものです。大手であろうと町場の工務店であろうと「よろず」の相談をみてもお判りのように問題は発生してます。 何故でしょうか?結局は建築はいろいろな職人さんで造られる手造りものなのです。施主の顔が見えないシステムで職人さんも監督(管理者)も『このお施主さんのために、いい家つくろう。』とは成り立たない世界になりました。また、同じものを数多く造るために『慣れ』も手伝い『数をこなす』ことが目的のようになっています。それによっておきる現象は慣れているものは平面図だけでもいとも簡単に造ってしまいますが、『お施主さんの個性をだすような仕事』はとたんにお手上げ状態になり、その場合は『これをすると高いですよ。』とか『これにすると問題が発生しますよ。』と伝えて止めさせようとします。 それでも無理して『高くなってもいいですから、個性をいれたいのです。』と作らせると、問題が後で発生して『だから言ったでしょう。』となった経験者はそうとう多くいると思います。残念ながら職人さんも監督(管理者)も『当たり外れがある。』ということです。ここで大切なのは法的な監理者(通常は設計者)なのです。職人は監督(管理者)に管理されます。監督(管理者)は監理者に管理されます。この監理者は管理者の行為に問題があった場合(例えば、図面どおりに施工されていない場合是正の指示を出しても応じない場合など)施主にそれを伝える立場にあります。 ここで考えてみてください。この施主にとって唯一の現場審査システムの監理者が『監理者と管理者は同じ会社の人間』だとしたら、問題発生時にこの監理者はお施主であるあなたにほんとうに報告するであろうか?という疑問です。管理者に対して監理者が弾じることは管理者の会社を弾じることです。社員である監理者が会社を弾じることなどほんとうにできるでしょうか?この監理者の給料は会社から支給されています。 |
| 相談者お礼状 | |
| 相談者お礼状 | 皆様、ご回答有難うございました。 正直言って不安がありますが、良く考えて建てたいと思います。 本当に有難うございました。 |
| その後 | |
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